THE INTELLECTUAL JOURNEY

CREATIVE
LIFESTYLES  FROM
GLOBAL  FRONTIER
WELLNESS

世界の最先端ウェルネス事情から学ぶ
新しいクリエイティブライフスタイル

INTRODUCTION

日本でも徐々に浸透しつつある「ウェルネス」という言葉。日々を健康で豊かに、自分らしく過ごすために、食生活や生活習慣などからライフスタイルに取り入れている方も増えてきているのではないでしょうか。日本ではまだ先進的なアプローチであるウェルネスですが、アメリカや北欧といった国々ではより日常生活に根差し、国内では見られない新たなアクティビティや思想が生まれています。今回は、そんな日本にまだ定着していない最新のウェルネスを2名のクリエイターに紹介していただきます。今までにない活動やウェルネスとクリエイティビティへの考え方を通して、新たなインスピレーションをお届けします。

NEW  WELLNESS  01
INTRODUCED  BY

人生に受け入れるものを選択し
心身を自然に調和させていく

最近のトレンドとしての「ウェルネス」は何かを過剰に足していく傾向がありますが、私はむしろ逆だと考えています。ウェルネスとは完璧さではなく、身体、心、そして環境が自然に調和している状態のことであり、自分の人生に受け入れるものをいかに丁寧に選ぶかという知性だと言えます。私はマインドを整えるため、テニスやピラティス、ランニングなどで毎日体を動かしています。また空間に敏感なため、キャンドルやお香、コーヒー、花、音楽など、日常のささやかな美しさを味わうことも大切なウェルネスの一部です。今回選んだ写真は活動の記録ではなく、私が探し続ける「バランス、柔らかさ、透明感」を視覚的に表現したものです。大声で主張するのではなく、静かに語りかけてくるものに私は惹かれます。私にとってファッションも同じ感覚であり、機能性とエレガンスが共存し、自然体でいられる洋服であることが重要です。そうして自分が整うことで物事のプロポーションや細部を繊細に感じ取ることができ、知覚が研ぎ澄まされてより良いデザインが生まれます。「AHLEM」というブランドはノイズから生まれたものではありません。それは、静けさと、ひとつひとつの意図の積み重ねからできているのです。

RECOMMEND
WELLNESS  STYLE

NEW  WELLNESS  02
INTRODUCED  BY

直感と調和が創り出す
くつろぎの世界

私にとってウェルネスとは特定のアクティビティではなく、自身の身体やエネルギー、周囲の環境と調和し、その中をどう動くのかという、日常の環境や些細な瞬間に意識を向けるマインドセット自体が重要だと考えています。ヨガや瞑想、朝淹れるコーヒーなど、1日をゆっくりと始められる心の休息自体がウェルネスだと言えます。今回の写真も、セッティングされた状況ではなく、仕事やプライベートなどで撮影したものの中から、瞑想的であり、くつろいでいる心の様子を表す写真たちにしています。数ある手法の中で特に好きなのはサウナです。スマートフォンに触れず、強制的に自分の身体と心に向き合うことができます。ウェルネスに必要なのは、何かひとつに集中し、ノイズを遮断することで「今ここ」に存在することに結びつけてくれる瞑想的なアプローチができることだと思っています。私は論理的なところからデザインしたりキュレーションしたりすることはありません。その多くは感覚、直感、そしてマインドから来るものです。空間、香り、音、雰囲気についても同じです。音楽やレイアウトも、その場の雰囲気を慎重に考えています。これらはすべて、形を変えたウェルネス上の意思決定なのです。クリエイティビティとウェルネスはつながっていると思います。なぜなら、どちらも「今ここにあること」を必要とするからです。

RECOMMEND
WELLNESS  STYLE