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FEATURE

6月 3, 2025

From Roppongi to Hayama -心地良さを探す旅-

SPECIAL
抜け感を体現するショップとして声をかけたのがSUNSHINE+CLOUD(サンシャイン+クラウド)。緑あふれる豊かな自然と美しい海に囲まれる葉山にカフェや花屋も併設するセレクトショップとして始動し、今年で30周年。その長い歴史からわかるように、地元に住むローカルがコミュニケーションを取る憩いの場としても定着し、全国各地からファンが足を運ぶ魅力を放つ唯一無二の存在となっています。



有楽町に始まり、六本木や横浜など全国の主要都市に店舗を設け、独自の「ネクストスタンダードスタイル」を発信するESTNATION。そのスタイルを形にするために、これまでにも様々なブランドやアーティストによる個性豊かなPOP UP SHOPを行ってきましたが、今回注目したのは「抜け感」。肩の力を抜き、軽やかでリラックスした雰囲気を指す言葉で、ファッションにおいてもキメ過ぎず、程よく着崩すことで自然で洗練された印象を演出する際に使います。

そんな抜け感を体現するショップとして声をかけたのがSUNSHINE+CLOUD(サンシャイン+クラウド)。緑あふれる豊かな自然と美しい海に囲まれる葉山にカフェや花屋も併設するセレクトショップとして始動し、今年で30周年。その長い歴史からわかるように、地元に住むローカルがコミュニケーションを取る憩いの場としても定着し、全国各地からファンが足を運ぶ魅力を放つ唯一無二の存在となっています。

果たして、葉山をベースとするSUNSHINE+CLOUDが六本木のESTNATIONとクロスオーバーするとどのような化学反応が起こるのか。本企画の橋渡しを担ってくれたフリープランナーの種市暁さんとSUNSHINE+CLOUD代表の高須勇人さんに話を伺いました。





シンクロによって生まれる抜け感

逗子駅から海を目指す道沿いの閑静な住宅街の中に佇むSUNSHINE+CLOUD。2013年に移転してきた現店舗の周りには立派な大木が悠然と聳え立ち、気持ちのいい木漏れ日が店内に降り注ぎ、風通りのよさに思わず肩の力がフッと抜ける。都心から1時間強で足を運べる気楽さとは裏腹に異国に来たようなメロウな時間が流れます。

種市
SUNSHINE+CLOUDは来るたびに思うけど、とにかく気持ちがいい。ただナチュラルなだけじゃなくて、品があったり、リッチな空気感もある。それって何故なんだろうなと思うと高須さんが都心生まれで、カリフォルニアにも行っていたなどのバッグボーンが落とし込まれていると思うんです。そういう場所があるよとESTNATIONのチームに話してみたら、一度お邪魔したいとなった。



高須
種ちゃんとは知り合った後にわかったんだけど、同じ高校出身なんだよね。そんな後輩から、今回の話を貰ったけど実はESTNATIONは有楽町店があった時にちらっと覗きに行ったような程度だった。ただそれでも、六本木ヒルズ店は大きい箱だっていう話は聞いてました。

種市
まさかの縁で驚きましたよ。で、チームでお邪魔した時にESTNATIONのお客様が休日に過ごす場所にもSUNSHINE+CLOUDはシンクロしてくるんじゃないかという話になった。この葉山ならではの世界観をお客様が知ったら、また新しい提案ができるんじゃないかということで、今回のPOP UPまで話が進みましたね。

高須
やはりESTNATIONのお客様も都会にいると頑張らなきゃいけない部分もあると思う。その武装してるのをこの場所なら脱ぎなさいよみたいな。その辺が伝わると今回の企画が面白くなるなと。

種市
そうですね。両方それぞれのラグジュアリーな面がある。

高須
プライスが高ければってことじゃないからね。気分がラグジュアリーになるってことが大事。

種市
それこそ抜け感ですよね。品のよさも感じさせてくれるのってSUNSHINE+CLOUDの強み。そういった遠いようで実は近いシンクロ感がPOP UPで伝わって、お互いに相乗効果があったらいいですよね。

高須
六本木に突然自分のお店が入ることによってのミスマッチのようなマッチングを楽しんでくれたら嬉しい。

種市
それは僕も思いました。カジュアルな得意なところでやっても面白みに欠ける。ギャップが生まれることによって抜け感が表現できる。その点でいうと六本木ヒルズ店ならではの存在感とセレクトしてるラインナップであれば、いい意味で耐えられる。





葉山の日差しを六本木ヒルズ店に落とし込む

思わず長居したくなるSUNSHINE+CLOUDの店内には色鮮やかなビタミンカラーのカットソーやニット、バッグ類などが陳列。都心ではあまり見かけない光景に思わず、普段着ないような色も手に取りたくなる。そんな魔法にかかったような感覚が味わえるのも同店ならでは。そのほかにも家具、養蜂場で採れたハチミツ、専門スタッフによるお花、ニットアーティストによる作品など、多ジャンルなセレクトは来るたびに新しい発見があります。

種市
SUNSHINE+CLOUDは色使いが特徴だと思うんですけど、葉山という土地がそうさせるんですか?

高須
それでいうと葉山で黒着てたら浮くし、逆に東京に行ったら僕が浮くよ(笑)。山と海からなる自然な湿度もあるけど、一番は日差し。明るい場所だと自ずとそういう色を選ぶようになる。



種市
確かに。今日の葉山もそうですけど、LAとかいく時にわざわざ暗い色を選ばない。その色使いも含め、空気感がどのようにお客様に伝わるのかが楽しみですね。それによって葉山っていいところだねってなるし、逆に葉山の人がPOP UPやってるならたまには都会に行ってみようというきっかけになってくれたら嬉しい。やはりそれぞれのよさってあるから、そのバランス感が伝わるといい。

高須
バランスとっていかないとやっていけないよ。

種市
東京のカオスな感じもなんだかんだ言われるけど、味わうと面白かったりする。洋服も一辺倒に同じのばっかり着てるんじゃなくて、高須さんが言っていたように葉山に来る時は武装を解こうよみたいな。

高須
その空気感をより伝えやすくするためにPOP UPでは葉山在住の写真家、木頃裕介さんの作品も飾ります。彼自身もサーファーなので葉山の世界観を伝えるにはちょうどいいと思ったので、こちらも楽しみにしてほしいですね。



心の赴くままに表現すること

今回のPOP UPでは高須さん監修によるESTNATIONのコラボライン「AFTER SUNSHINE(アフターサンシャイン)」も登場。シャツやカットソー、パンツなど、葉山と六本木を融合した独自の世界観を表現したコレクションを展開します。



種市
今年SUNSHINE+CLOUDが30周年を迎えましたが、葉山という場所はやはり変わりましたか?

高須
それでいうと昔はそんなことなかったのに、最近は都会の人たちも葉山の方へ移住してるのが多くなってきたね。

種市
僕も鎌倉や葉山に移住する話をよく耳にするし、実際に友人も多く住んでます。葉山と東京間の移動も車で1時間ちょっとだし、こんな気持ちのいいところにサラッと行けるのはいい。

高須
東京と葉山では刺激も全然違うから、バランスを取るのがやはり大事。



種市
その点、高須さんは葉山って場所に根付く早さはセンスがいいってことですよ。自然にできるのが羨ましいです。

高須
ここいいなって思ったところに反応してるだけだよ。

種市
確かに今回の監修したアイテムを見ても変にESTNATIONを意識してる感じがしないですもんね。

高須
心の赴くままにやってきたからね。今回の取り組みもそういう点では変わらない。自分なりに表現してみました。

PROFILE

高須勇人さん
SUNSHINE+CLOUD代表
東京都出身。高校卒業後に渡米。帰国後、1992年に代官山の「G.O.D.」、1995年に葉山の「SUNSHINE+CLOUD」、2009年に「PARADISE STORE」を奄美大島でスタート。現在は葉山をベースに様々な企画を手がけている。



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