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11月 12, 2024

Forbes JAPAN BrandVoice - HARTi吉田勇也

FEATURE

フィジカルとデジタルで新たなアートプラットフォームをつくる──HARTi吉田勇也が試みる相反した価値観の接続





日常と非日常。新しいものと古いもの。仕事とプライベート。そうした相反する価値観を接続することによって、独自の価値と世界観を生み出しているスペシャリティストア、エストネーション。

2024年10月3日には、フラッグシップストアである六本木ヒルズ店を舞台に、Forbes JAPANとのコラボレーションによるイベント「Special Night Event in Tokyo – Enjoy Life without Boundaries 境界のない人生を楽しもうー」を開催。トークセッションでは、過去に「Forbes JAPAN 30 UNDER 30」を受賞した次世代を牽引する2名がエストネーションのセットアップを身に纏い、「発想の転換・相反するものの融合による“価値創造”」をテーマに言葉を交えた。

今回は、登壇者の1人である吉田勇也にインタビューを実施。アート産業の発展を通じて日本から新しい文化・芸術産業のエコシステムを創造し、都市における人々のウェルビーイングな暮らしの実現を目指す吉田に、ビジネス上の価値創造の方法から日常生活におけるスタイリング、オンオフの切り替え方までシームレスに話を訊いた。

 

2019年に株式会社HARTiを創業し、多くの現代アーティストをコミュニティと最新テクノロジーでプロデュースしている吉田勇也。もともとは国内における次世代の産業を生み出すことを目標に掲げ、日本が強みを発揮する食・観光・IP(知的財産)の中からIP産業に着目。その中でもアートの領域で新しいマーケットをつくるために奔走している。

「日本はバブルが弾けて以降、アート市場がどんどん下降している現状にあります。その一因は、新しい市場をクリエイトできる人がいないことにある。そこで我々は、デジタルに強いチームであることを強みに、アーティストが安定して持続的な収益を得られるようなシステムやアート作品に気軽に触れられるプラットフォームの創出に取り組んでいます。HARTiは『感性が巡る、経済を創る』という企業理念を掲げていますが、アートを経済価値にどうつなげるかが課題です」

HARTiが展開する「アートに触れる場」の一例が、「HARTi Photo®」という新しいフォトブースだ。いわゆるプリクラ機だが、アートIPなどのコンテンツとコラボした限定フレームで撮影ができたり、撮影したデジタルデータをNFTとして保存したりすることもできる。コロナ禍以降に盛り上がりを見せているインスタントフォト市場や韓国プリ機の成長を参考にしつつ、新しいアートとの接点を生み出している。

「私たちのミッションのひとつは、アーティストが世界中の多くの人に作品を発表することができるメディアをつくることです。例えば漫画家であればウェブトゥーンや電子コミックという手段がありますが、アーティストは未だに高い保険をかけてキャンバスを運ばないと海外で個展すらできない。インディーズの多いアート市場でそれを実現できる人は少なく、私たちはXRやWeb3といったテクノロジーを用いたデジタルプラットフォームを提案してきました。HARTi Photo®はフィジカルとデジタルを掛け合わせたメディアで、直感的にアートと触れ合える体験を提供しています」

フィジカルとデジタル、相反する価値観の融合がもたらすもの



今回のトークセッションのテーマは「相反するものの融合による“価値創造”」だったが、フィジカル(アナログ)とデジタルが融合したHARTi Photo®はまさにその一例だ。世の中にあふれる多様な価値観とその接続について、吉田はどのように考えているのだろう。

「相反するものの接続という意味では僕の中で2つテーマがあって、それが“アナログとデジタル”、そして“人間とAI”です。現代においてはすべてをデジタル上で完結させることができてしまうけど、それだけだとやはりつまらない。昨年、チェキとレコードが過去最高売上を記録したそうなのですが、やはりアナログ特有の体験や感性というのは特別なものだと思います。HARTi Photo®ではフォトブースから紙の写真が出てきて、それをQRで読み込んでSNSで拡散することもできる。そうした掛け合わせに可能性を感じています。

もうひとつの“人間とAI”というのは、一般的には対立構造で語られることもあります。ただ、コンビネーションによって人々がより楽しく生きていくことができると思っているんです。HARTiでは『最小の人数で最大の付加価値をつくる』ということをミッションに掲げていますが、AIを活用して仕事が効率的になると、自ずと人は解放される。その時間に、クリエティブなアーティスト活動が入り込む余地も生まれると思います」

オンとオフを接続する、気楽で社交的なファッション




セットアップ:ジャケット¥55,000、ニット¥40,700、パンツ¥35,200〈すべてエストネーション〉 靴 本人私物

この日行われたトークセッションでは、エストネーションのセットアップを着用した吉田。エストネーションのストア名の由来には「東の国」からという想いが込められ、原点となったのは「東京発信」という発想。ノンストップで変化を続け、新しい姿を現す街、東京。その独自のエネルギーをファッションに表現している同ブランドは、アーティストが世界に発信するための橋渡しをする吉田の事業にも通じるものがある。

エストネーションでは「Designers(デザイナーズ)」「Dress(ドレス)」「Contemporary(コンテンポラリー)」「Casual(カジュアル)」の4つのカテゴリーに分けてセットアップを展開しているが、この日、吉田は「Dress」を選んだ。

「オンでもオフでも着ることができる服がいいなと思ってこれを選びました。僕は仕事柄、国内で遠出したり海外に行ったりすることが多くて、新幹線や飛行機での移動が頻繁にあります。そのときの服装はいつも迷うんですよね。リラックスしたいけれど、部屋着のような服装で行くわけにはいかない。人と会っても恥ずかしくない格好をしておけば、移動中にもし知り合いや取引先と出会いがあったとしても対応できます。

大事な商談から移動時間、今日のようにイベントに登壇する機会まで、TPOへの配慮が求められるさまざまなシーンの中でもこのセットアップが一着あれば安心だと思いました。薄手で脱ぎ着しやすいうえに、ニットなどにも合わせやすいデザインが気に入っています。僕は、ビジネス上の相手に対してあまりオフェンシブな印象を与えないファッションを気にかけているのですが、その意味でチャコールグレーの色合いも素敵だと思います」

吉田が選んだ舞台上に飾られたもう一着「Casual」については「やはり移動時にも楽に過ごせそうなカジュアルさがありながら、ビジネスシーンでも違和感なく着こなせるセットアップである点が選んだ決め手です」と一言。日常生活の中でオンオフの境があまりなく、常に誰かに見られている意識を持ちながら生活している吉田にとっては、“気楽さ”と“社交性”の融合がファッションのテーマであるようだ。


トークセッションの舞台に展示された、もう1着のセットアップ

日本人起業家として、海外での成功例を示したい





最初に起業したのが19歳だったこともあり、プライベートを重視するより仕事に熱量を傾けてきた吉田。しかし、家族ができ、30歳になろうというタイミングで、仕事と休みのバランスについて意識し始めることが増えたという。そのなかで実践しているのが、アクティブレストという休み方だ。

「休みだからと家でダラダラ寝て過ごすのではなくて、軽く体を動かすことで回復するという方法ですね。スカッシュが好きなので、広尾のコートに行って友人とスカッシュをして、夜はサウナに入ったり、焚き火をしたり。ただ休むのではなく人と交流できる機会にもなっています。

普段の生活ではずっと仕事のことも考えているのでオンオフは特にないのですが、海外出張に行くとモードが切り替わる感覚があります。日本にいると常に仕事モードだけど、これから新しい価値を展開できそうな国にいると勝手にワクワクし始めて、肩の力が抜けるんです。海外でビジネスやアートの現場に触れることが、自分にとっては大事なリラックスタイムであり今後やっていきたいことに向き合う時間になっています」

そんな吉田が、HARTiのCEOとしてこれから実現していきたいこととは。

「日本人起業家として、海外での成功例を一つつくりたいというのがあります。海外に出ていく起業家も多いですが、英語ができないとかコミュニケーションが苦手だとかで、挫折してしまう人も多い。HARTiとしてはしっかり成果を残して、海外でもやっていけるという指針を後進に示したいですね。

また、一番の目標は、日本にとっての国益になる文化を世界に浸透させることです。自動車産業が有名だから日本に来ましたという人より、漫画やアニメを見て日本に興味を持つ人のほうが圧倒的に多い。そうした日本独自の文化がより世界中に浸透していけば、長期的に見て自分が仕事を引退したあとも日本に来る人を増やすことができると思うんです。日本と海外をつなぐ、ジョン万次郎みたいな存在になりたいですね!」

 

よしだ・ゆうや◎1995年、広島県生まれ。6歳で書道を始め、書道家として活動。19歳でフランス語のオンライン塾を起業し事業譲渡。その後大学を休学し英国留学。世界40カ国を巡り、2019年に「HARTi」を創業。

Promoted by ESTNATION / text by Kohei Hara / photographs by Takayuki Abe / edited by Mao Takeda / hair & make by TOYO

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Forbes JAPAN BrandVoice (forbesjapan.com)

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2026/02/03

KAISHU solutions COUPON REWARD CAMPAIGN

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アッセンブル エストネーションにて不用になった衣類回収をおこないます。 この度、アッセンブル エストネーション GINZA SIX店・アトレ恵比寿店・ニュウマン高輪店、コラム松坂屋名古屋店にて、お客様のご不用になった衣類を回収し、必要な人達へとどけるエストネーションの課題解決スキーム「KAISHU solutions」の期間限定クーポンキャンペーンを開催いたします。 回収された衣類は、提携業者にて仕分けされ、エストネーションでのリユース品の販売やアップサイクル、ケミカルリサイクル、サーマルリカバリーなどで再利用されます。 ■開催期間 2026年2月11日(水・祝)〜3月1日(日) ■開催店舗 アッセンブル エストネーション GINZA SIX店・アトレ恵比寿店・ニュウマン高輪店 コラム松坂屋名古屋店 ■キャンペーン概要 期間中、ご不用になった衣類をお持ちいただいたお客様には、衣類1点につき500円分のクーポンを発行いたします。  *発行されたクーポンは当日からご利用可能です。 ■クーポンご利用可能店舗:クーポン発行店舗に限り、ご利用可能です。 ■クーポン有効期限:2月11日(水・祝)~3月1日(日) ■クーポンご利用条件:お買い上げ金額¥5,000(税込)毎に1枚ご利用いただけます。 ■注意事項 ・期間中、お一人様最大5点までお持ち込みいただけます。 ・回収ブランドに、指定はございません。 ・制服類、肌着類、水着、着物、靴や鞄などの雑貨類は、回収対象外となります。 ・スーツ等上下セットの衣類については、それぞれ1点としてカウントさせていただきます。 ・お持ち込みの前に必ずお洗濯をお願いいたします。 ・お持ち込み後のご返却はできかねます。衣料品のポケットなどに、貴重品等が入っていないか必ずご確認ください。 ・エストネーションメンバーご本人様によるお持ち込みのみ回収させていただきます。 ・クーポンの発行及びご利用には、エストネーションメンバーへの入会と各キャンペーン実施店舗公式ラインへのお友達登録が必要です。(当日入会、登録可能) ・詳細はスタッフにお問い合わせください。 ・イベントの内容は予告なく変更する場合があります。 2/11 Wed. - 3/1 Sun. アッセンブル エストネーション GINZA SIX店・アトレ恵比寿店・ニュウマン高輪店 コラム松坂屋名古屋店 --> オンラインストアはこちらから ONLINE STORE --> ※イベントの内容は予告なく変更する場合があります。 あらかじめご了承ください。 ※詳細はスタッフまでお問い合わせください。 お問い合わせは コールセンター TEL:0120-503-971 (11:00~20:00) メールフォームでのお問い合わせ -->

2026/02/02

JOURNAL

FOLK×ESTNATION「Work & Life is Precious」

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医療×ファッションでつくる、 新しいユニフォームの誕生秘話 ファッションには、単なる装いを超えて、着る人の内面や生き方を映し出す力があります。その力を医療現場で働く女性の誇りやモチベーションにつなげたい―そんな想いから本プロジェクトは始まりました。 医療用ユニフォームを追求し続けてきた「FOLK (フォーク)」と、本質的なラグジュアリーをコンセプトに掲げるESTNATION。異なるフィールドのプロフェッショナルが手を組み、歩んだ2年間の軌跡。開発の舞台裏から、実際に最前線でお客様をお迎えする方々との座談会まで、その歩みを紐解きます。 Work & Life is Precious 今回の座談会のテーマは「Work & Life is Precious」。ファッションの美しさと医療現場の機能性は、どのように融合し、働く女性たちの心を動かすのか。開発に携わった企画担当者と、実際に最前線でお客様・患者様をお迎えする「接客のプロ」たちが集まり、仕事への誇りやユニフォームに込めた想いを語り合いました。 エストネーション ・商品部 部長 多田 かずみ ・六本木ヒルズ店 ウィメンズ担当 松浦 麻衣子 聖心美容クリニック ・六本木院 美容コンシェルジュ 西澤 朋美氏 ・銀座院 美容コンシェルジュ 寺門 彩花氏 フォーク株式会社 ・企画室 伊佐 和佳奈氏 ■ファッションで心を動かす。「本質的なラグジュアリー」とは — 医療とファッション。異業種の両社が手を取り合ったのでしょうか。 多田:私たちが大切にしているのは、「The Essence of Luxury(本質的なラグジュアリー)」というコンセプトです。そこには、「Beauty(美しさ)」「Variety(多様性)」「Excitement(ワクワク)」という3つの要素が含まれています。 単に商品を並べるだけでなく、サービスや接客含めた空間全体でお客様の心を動かし、豊かなライフスタイルを提案することを何よりも大切にしています。 松浦(ESTNATION):六本木ヒルズ店の店頭に立っていて感じるのは、お客様は自分らしい生き方や美意識を非常に大切にされているということです。メインターゲットである40代・50代の方を中心に、最近では30代やご家族連れなど幅広い世代の方がいらっしゃいますが、皆さまに共通しているのは「流行だから着る」のではなく、「自分のライフスタイルをどう豊かにするか」という視点をお持ちだという点です。私たちは、言葉にならないお客様の思いや、「どんな時間を過ごしたいか」「どんな自分でありたいか」という潜在的な願いを汲み取り、その方の人生のワンシーンに寄り添う一着をご提案しています。 ■1年にわたる葛藤を乗り越え、医療というフィールドに踏み出すことを決断 — 今回のコラボレーションプロジェクトは、どのような経緯で実現したのでしょうか。 多田(ESTNATION):正直にお話すると、このプロジェクトが動き出すまでには長い時間を要しました。当初「医療」というキーワードが出たとき、私は非常に緊張し、一度立ち止まってしまったのです。医療は命を預かる神聖で過酷な現場です。そこに異業種であり専門知識がないファッション産業に携わる私たちが、安易に参入してもよいものかと葛藤しました。社内でも議論がありましたが、私は「そこをしっかり咀嚼しない限り、ESTNATIONの名前を入れることはむしろブランド棄損になる」と考え、実はお話をいただいてから1年ほど時間をいただきました。 — そこからどのように気持ちが変化したのですか? 多田(ESTNATION):やはりコロナ禍を得て、医療従事者の方々がどれほど過酷な環境で社会を支えているか、私自身も改めて痛感したことが大きかったです。「過酷な環境で働く方々だからこそ、単なる流行だけでなく、個人の生き方、内面を表現する手段であるファッションの力が必要なのではないか」。そう考え方が変わりました。現場で「美しさ」や「誇り」を感じていただき、働く女性を支援(エンパワーメント)することこそが、私たちがやるべき意義なのだと。これは単なる制服作りではなく、働く女性へのエールなのだと腹落ちした瞬間、このプロジェクトに魂を込めようと決意しました。 伊佐(FOLK):私たちFOLKも「着る人のモチベーションや一体感を生み出す」ことを大切にしてきました。医療現場という制約の多い環境であっても、選ぶ楽しさや美しさを提供したいという想いはESTNATIONさんと完全に一致していました。多田さんがそこまで真剣に「医療」と向き合ってくださったからこそ、ファッションとユニフォーム、それぞれのプロフェッショナルが本気で手を組む、意義のあるプロジェクトになったと感じています。 ■接客のプロが語る「装い」の力。「戦闘着」がスイッチを入れる — 接客や患者様の対応をされる皆さまにとって、身につける「ウエア」はどのような役割を果たしていますか? 松浦(ESTNATION):私にとって、店頭で着る服はある種「戦闘着」のようなものです。バシッと決めたスタイリングでお店に立つと、自分自身の高揚感が高まり、仕事モードへのスイッチが入ります。接客においては「いらっしゃいませ」という言葉を使いますが、心の中では「おかえりなさい」のような、家族や友人を迎えるような温かい気持ちを持つようにしています。でも、お客様に踏み込みすぎず、プロとしての心地よい距離感を保つためには、きちんとした装いという「鎧」が必要なときもあります。自分がその瞬間を楽しんでいるからこそ、お客様にも楽しい時間を提供できるのだと思います。 寺門(聖心美容クリニック):美容クリニックには、楽しみな気持ちで来院される方もいれば、過去に嫌な思いをされて警戒心を持たれていたり、不安や緊張を抱えている方もいらっしゃいます。私たち美容コンシェルジュはクリニックの「顔」として最初に患者様と接します。だからこそ、私たち自身がまず心を整え、安心感を与えられる清潔感や、誠実さを装いで表現することが大切だと感じています。 西澤(聖心美容クリニック):私も同感です。医師には直接相談しづらいことでも、私たちには話していただけるような「相談しやすい雰囲気」を作ることが目標です。「今日も頑張ろう」という前向きな気持ちで患者様をお迎えするためには、身につけるものが大きな力をくれると感じます。着ているユニフォームのデザインが可愛かったり、着心地が良かったりすると、自分のモチベーションが自然と上がります。オン・オフの切り替えという意味でも、素敵なユニフォームに袖を通すことは、プロとしての自覚を呼び覚ます儀式のようなものかもしれません。 ■徹底した「引き算の美学」と「素材革命」。ファッションと機能を融合 — 実際のウエア開発において、こだわった点や難しかった点はどこですか? 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