江戸時代から続く「天然藍灰汁発酵建て」 ― 壺草苑ならではの藍づくり
「天然藍灰汁発酵建て」は自然の力だけで藍を育て、発酵させる、限られた職人だけが守り続ける伝統技法です。
藍染は、「蓼藍(たであい)」という植物が全ての始まり。 それを乾燥・発酵させると、藍のもととなる「すくも」ができ 、それに灰汁や他の天然原料を混ぜ合わせ、ゆっくりと発酵を進めていきます。
水と温度を一定に保ちながら、毎日かき混ぜて微生物の働きを整え、約1週間で染料が完成します。