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No.7 PEOPLE who Know Quality

上質を知る一流の大人たち

Kenichi Mori

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美しさと品格をまとったファッションを提案し続けるエストネーション六本木ヒルズ店には、上質を知り、真の豊かさを知る多くの大人が集っています。一流の人々は本物を知っている。そんなテーマのもと、ここでは各界の第一線で活躍するプロフェッショナルへのインタビューを通し、ショップの魅力を考えていきます。第二回目となる今回登場するのは、日本の翻訳出版業界を担うタトル・モリエイジェンシーの代表、森健一さん。担当スタッフとの信頼関係が垣間見えるエピソードにも注目です。

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森 健一

株式会社タトル・モリエイジェンシー 代表

翻訳出版業界の市場シェア60%を占める国内最大の翻訳著作権仲介エージェント、株式会社タトル・モリエイジェンシーの代表を務める。「ダ・ヴィンチ・コード」や「三体」などの海外作品を日本に紹介。またその反対方向として、漫画を含む日本の作品を海外に紹介する、橋渡し役として活躍。「不思議な国のアリス」などのキャラクターの商品化の案件も手掛ける。エストネーション六本木ヒルズ店には約15年前から足を運んでいる。

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Dedicated staff

森田 淳吾

エストネーション六本木ヒルズ店 
メンズマネージャー

2007年にエストネーションに入社し、2008年より六本木ヒルズ店に勤務。担当エリアはメンズ全般。六本木ヒルズ店配属後より森さんの担当となる。豊富な知識に基づいた、お客様それぞれに合った提案内容に定評がある。

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未知の分野への 気づきを与えてくれる

六本木ヒルズ店を普段からご利用されていると伺いました。どれくらいの頻度でいらっしゃるのでしょうか?

森 健一(以下M):年に4から5回は必ず利用しています。あとは、友人に対してや特別な時のプレゼントなどを購入するためにイレギュラーにふらっと訪れるとか。

森田 淳吾(以下J):ご来店される期間は決まっていて、大体夏に2回、冬に2回の頻度が多いのではないでしょうか。お忙しいので、一回でそのシーズンで気になるものをピックアップするお買い物のスタイルが多いかもしれません。

M:一回の買い物にかける時間は、1時間程度。シーズン全体のアイテムを見るには短い時間かもしれません。でもいつも店舗に行くと、森田さんが「森さんにはこれ」といった形で、自分に似合いそうなものを全て用意してくれている。サイズも完璧なんです。その時々の体格に合わせて、サイズも一辺倒ではなくそのときどきによって変えてくれている。それが素晴らしいなと思っています。本当はゆっくり時間をかけることの楽しみが買い物の醍醐味だったりしますが、時間がなかったり、何か感覚的に欲しいなと思っている時に森田さんにいていただくこ とが非常に助かっているんです。

六本木ヒルズ店に通われるようになった理由はなんだったのでしょうか?

M:やはり森田さんとの出会いが非常に大きなポイントでした。彼との出会いがなければ、ここまで通っていなかったかもしれません。

J:2008年の11月が初めてお会いした時期だったと思います。

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担当スタッフの森田さんにはどういった印象を抱いていますか?

M:季節感や僕自身の好みも把握して、適切な物を紹介してくれる、やはりプロだなという感じの印象です。毎回拝見する度に全然違うテイストの格好をしていたり、オシャレやファッションが好きなんだなと思って見ていますね。

六本木ヒルズ店での思い出深いお買い物はありますか?

M:森田さんと出会ってすぐの頃に、レザージャケットを提案してもらったことがあったんです。自分のファッション感的にもアイテム的にも、なかなか自分自身では手を出さないようなものをお勧めしてもらって。結局その買い物が強く印象に残っていて、本当に提案してもらったレザージャケットは今でも重宝しています。個人的に六本木ヒルズ店でとても良いなと思っていることは、自分では手を出せないような未知の分野への気付きを教えてくれること。逆に自分が冒険しようと思っても、これは似合わないですよとはっきり言ってくれるので、それも凄くありがたいですね。大体それで自分で選んで、着ようとするものは着なくなるケースが多いです(笑)。

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信頼関係が生み出す お買い物体験

森さんご自身で、洋服やアイテムを選ぶ際に気にかけていることなどありますか?

M:やっぱり着やすいものっていうのが一番です。あとはデザイン的にはあまり派手過ぎないというか、少し上品なテイストがするものを選ぼうと思ってますね。ビジネスシーンに使えるスーツなども六本木ヒルズ店で見せてもらうことも多いですが、カラーリングが紺やグレーに偏りがちなので、ちょっと捻りを利かせたいなという考えもあります。時々面白いカラーリングのジャケットなどを提案してもらえると、新鮮な気持ちになってたまには着てもいいかなと思える。そのちょうど良い塩梅をスタッフの方には把握していただいているのが嬉しいですね。カジュアルでは、コラム、ビジネスの方では、イザイアあたりのブランドが気に入っています。

J:コラムはコンテンポラリーなんですが、少し色気があるブランドなので、森さんにはお似合になると思い、初期からご提案させて頂いているブランドのひとつです。イザイアはナポリのメーカーさんで、森さんみたいにしっかりと骨格がある方は、ジャケットがすごく綺麗に見えるんです。クラシックで伝統的なクラフトワークが垣間見えるブランドがお似合いになる印象ですね。

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20周年を迎えたこれからのエストネーション六本木ヒルズ店に期待することを教えてください。

M:やっぱり、通販とかネットでの販売が大きくなっている今、ますますお店での個人のコミュニケーションみたいなものが必要とされていると思っています。ひとりひとりの個人にテーラーしたサービスを提供出来るような、そういう場所を必要としている人たちがいっぱいいると思うんですよね。そういう個人向けのアドバイザーや、総合コンサルのような機能を充実させていったらますます人気が出るんじゃないかなと思います。

信頼関係が生み出すお買い物体験は、オンラインではできないですよね。

M:森田さんにメインで付いていただいていますが、スーツは別の方にお願いをしていただくこともある。六本木ヒルズ店のスタッフさんにはさまざまな専門性があって、プロフェッショナルな接客がそれぞれに受けられるっていうのがいいですね。先ほどのビジネスシーンでのジャケットしかり、ネクタイとか組み合わせひとつをとってもまさにそう。いつも面白い提案をしてくれると実感しています。これまでの買い物から好きなものや苦手なもの、その傾向をすべて吸収していただいているので、とても楽なんです。いつも期待値以上の提案が六本木ヒルズ店には待っているんです。

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